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◆プログラム電卓の仕様
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1、算術関数
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+ 足す
- 引く
/ 割る
÷ 割る
* 掛ける
() カッコ
^ べき乗
pi パイ
π パイ
sqrt(数値) ルート
√(数値) ルート
sin(数値) sinを求める 数値=ラジアン 結果=ラジアン
sinh(数値) sinhを求める
cos(数値) cosを求める
cosh(数値) coshを求める
tan(数値) tanを求める
tanh(数値) tanhを求める
sec(数値) secを求める
sech(数値) sechを求める
cotan(数値) cotanを求める
a_sin(数値) arcsinを求める
a_sinh(数値) arcsinhを求める
a_cos(数値) arccosを求める
a_cosh(数値) arccoshを求める
a_tan(数値) arctanを求める
a_tanh(数値) arctanhを求める
a_sec(数値) arcsecを求める
a_sech(数値) arcsechを求める
_sin(度) sinを求める 度=度 結果=ラジアン
_cos(度) cosを求める
_tan(度) tanを求める
gradtorad(グラッド)グラッド単位をラジアン単位に変換
radtograd(ラジアン)ラジアン単位をグラッド単位に変換 グラッド = ラジアン (200/pi)
degtorad(度)度数の角度をラジアンに変換 ラジアン = 度(pi/180)
radtodeg(ラジアン)ラジアン単位を度数の角度に変換
abs(数値) 絶対値
lna(数値) 指定した値の自然対数(底がeの対数)を計算
e_p(数値) e(自然対数の底)のX乗の値をかえす。数値=何乗かを示す実数
loga(数値) 底が2の対数を求める
logb(数値) 底が10の対数を求める
round(数値) 一番近い整数に変換
year(0) 現在の年 カッコ内を(1)にすると和暦
month(0) 現在の月
day(0) 現在の日
hour(0) 現在の時間 カッコ内を(1)にすると≦12
minutes(0) 現在の分
(*算術関数は変形図形と同じです)
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2、特殊関数
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特殊関数は算術関数の掛け割りを付ける事が出来ない。
(×例 max{1,2}*2= )
特殊関数内部では、掛け割り変数を含んだ式も可能。
(○例 max{1*2,2*π}= )
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数値中の最大数値の結果を返す。
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max{数値,数値,数値,数値,数値,数値・・・・}=
数値は算術関数・変数を含んだ計算式でも良い。
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数値中の最小数値の結果を返す。
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min{数値,数値,数値,数値,数値,数値・・・・}=
数値は算術関数・変数を含んだ計算式でも良い。
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判定式が真の場合数値1を返し、偽の場合数値2の値を返す。
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if{判定式,数値1,数値2}=
判定式の可能な種類は下記通り
数値< 数値
数値>数値
数値=<数値
数値=>数値
数値=数値
数値<数値 or 数値<数値
数値<数値 and 数値<数値
数値は算術関数・変数を含んだ計算式でも良い。
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斜辺の長さを返す。
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Hypot{数値1,数値2}=
数値は算術関数・変数を含んだ計算式でも良い。
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数値中のNOの値を返す。
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1 2 3
case{NO,数値1,数値2,数値3,数値4,・・・}
数値は算術関数・変数を含んだ計算式でも良い。
例
case{3, 5, 6, 7, 8}=7
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3、作成方法
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(*この説明は、文特コマンド→文字一括入力フォームでの作業を考えています)
まず
123+123*3.25
1+2+3=
と記入して「計算」を実行すると
123+123*3.25
1+2+3=6
=を付けた文字列の後に計算結果が書き込まれます。
=が有る行は全て計算してしまいますので、
=をコメントとして書き込みたい場合は、
先頭に ’を書き込めばコメント文となり、
=が有っても無視するようになります。
基本的には1行に数式がひとつ、若しくは文字列をひとつのみです。が、
計算式とコメント文を1行に混在させたい場合は
区切り記号 「:」 を数値(計算式)の左側に記入すれば、
文字列を「:」の左側のみに書き込む事が可能になります。
例えば
足し算:1+2+3=
足し算 1+2+3=
と書き込んで「計算」を実行すると
足し算:1+2+3=6
足し算 1+2+3=0
となり、区切りを入れないと入力不備の為結果は0を返します。
また計算式に不備が有っても、結果は0を返す仕様にしています。
(0の場合は警告メッセーシが表示されます)
次に計算結果を保持する方法です。
(変数作成、代入方法)
変数名もコメント文と同様に区切り「:」の左側に必ず記入しなければなりません。
区切りの左側であればどの位置に記入してもかまいません。
[変数] と宣言します。
変数名は大文字・小文字・全角・半角全て区別し、
変数名の文字数制限は有りません。
変数は最後の計算まで値を保持します。
例えば
足し算結果保持 [a]:1+2+3=6
(区切り:の右式(値のみでも可)結果の値を[a]に代入し値を保持します)
足し算 [b] 結果保持:1+2=3
(区切り:の右式(値のみでも可)結果の値を[b]に代入し値を保持します)
[a]+[b]=
[c]:[a]+[b]
[d]:[a]+[c]=
[c]=
[d]=
と書き込み「計算」を実行すると
足し算結果保持 [a]:1+2+3=6
(区切り:の右式(値のみでも可)結果の値を[a]に代入し値を保持します)
足し算 [b] 結果保持:1+2=3
(区切り:の右式(値のみでも可)結果の値を[b]に代入し値を保持します)
[a]+[b]=9
[c]:[a]+[b]
[d]:[a]+[c]=15
[c]=9
[d]=15
と結果を返します。
*次に判定を確認したい場合の記入方法です
以下入力
1+2+3+4= > 5
[a]:1+2+3=6
1+2+3+4= < [a]
1+2+3+4=10 > [a]=
1+2+3+4=10 > [a]*0.5=
と書き込み「計算」を実行すると
1+2+3+4=10 > 5 OK
[a]:1+2+3=6
1+2+3+4=10 < [a] NG
1+2+3+4=10 > [a]=6 OK
1+2+3+4=10 > [a]*0.5=3 OK
と上記結果の不等号の向きが正しければ OK を
間違えであれば NG を返します。
(NGの場合は警告メッセーシが表示されます)
不等号の種類は<と>のみです。
その他の不等号を使用すると判定を行わず0を返すようになります。
また不等号の仕様ですが、
1+2+3+4 > 5 の書き方は×です。
1+2+3+4= > 5 の様に不等号の左の計算式には必ず=を付けて
結果を出すようにしてください。
不等号も=と同様に単にコメントとして書き込みたい場合は、
先頭に ’を書き込んでコメント文としてください。
*次に累計機能の説明です。
例えば
1
2
Σ=
3
4+4=
Σ=
[a]:12+1=
[b]:15+15=
Σ=
ΣΣ=
と書き込み「計算」を実行すると
1
2
Σ=3
3
4+4=8
Σ=11
[a]:12+1=13
[b]:15+15=30
Σ=43
ΣΣ=57
Σ=は連続数値を累計結果を返します。
(改行で区切りとなります。)
ΣΣ=は、全てのΣ=の累計結果を返します。
Σ=の合計値を保持したい場合は
Σ[変数]= のように変数を割り当てれば
[変数]に値を代入し保持します。
例
Σ[a]=43
最後、ひげのある「;」で行内で区切れば、※別々の行として扱えるようになります。
これで区切れば、計算式の後にも文字の記入も出来るようになります。
例
[a]:1 ; [b]:2 ;[c]:3
[a]+[b]+[c]=6 ;[a]+[b]=2
と書き込めば、下記の書き込み方法と同じ意味となります。
[a]:1
[b]:2
[c]:3
[a]+[b]+[c]=6
[a]+[b]=2
うまく説明できて無いかも知れません。
実際作成したサンプルをダウンして試してみてください。
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